海賊とよばれた男

kaizokutoyobareta「海賊とよばれた男」(百田 尚樹)を読みました。

主人公のモデルは出光興産の創業者・井出佐三。「 士魂商才」「金の奴隷になるなかれ」との信念に基づいて、社員や国民、日本国または他国に対しても正しくあろうという姿勢を貫き、石油の販売という仕事に誇りをもって取り組む姿に感銘を受けました。

士魂とは武士の魂、武士道のことだと思われ、武士道とは人が正しく生きる規範として、己に厳しく、どんなに苦しくても誘惑に惑わされず妥協もしない。(武士道については欧米でも読まれている新渡戸稲造の「武士道」が面白い。)

商才とは単なる金儲け、利益追求ではなく、商売とは世の中のため人のためにあり、たとえ大きな損害やリスクを負ってもその道から外れることはしない。

その二つを元に決して逃げださず、強大な相手にも真っ向から挑み、真剣に考え工夫に工夫を重ねた行動が幾多の困難を切り開いていく姿に、おもわず出光興産のファンになってしまいそう。

史実をもとに書かれたこの本からは、石油の歴史を軸に近代日本と世界の歴史も学べます。

個人的にこうした企業の社長の物語や執筆された本で読んだことがあるのは、松下幸之助(パナソニック)や本田宗一郎(本田技研工業)、井深大(ソニー)など昭和以降の企業ばかりで、もっと歴史の古い企業の本も読んでみたくなりました。

1900年前後、どんな社長がいるか調べてみてました。数字は社長の生まれた年。参考:大阪企業家ミュージアム

1862 上山 英一郎(KINCHO)
1866 中部幾次郎(マルハ)
1879 黒田 善太郎(コクヨ)
1879 鳥井 信治郎(サントリー)

1885 出光 佐三(出光興産)

1882 江崎 利一(江崎グリコ)
1884 水野 利八(ミズノ)
1888 山岡 孫吉(ヤンマー)
1889 吉本 せい(吉本興業)
1893 早川 徳次(シャープ)
1894 松下幸之助(パナソニック)
1900 立石一真(オムロン)
1908 井深大(ソニー)
1906 本田宗一郎(本田技研工業)
1910 安藤 百服(日清食品)インスタントラーメン開発

現役の社長さんはこちらから>ニッポンの社長

岡田武史氏が語る、日本代表監督の仕事とは

サッカー日本代表監督の岡田武史氏の公演より(早稲田大学の特別講演)

監督の仕事とは、「決断する」こと
答えが分からない問題を、たった1人で全責任を負って決断しないといけない。
全員が反対しても、たった1人で全責任を負って決断しないといけない。
大事な決断(W杯出場、優勝が決まるか)だったらとても怖い。
考えに考え、論理的に考えても答えは出ないが、必死に考える

「どうやって決断するか」といったら“勘”
「相手のディフェンスは背が高いから、ここは背が高いフォワードの方がいいかな」とか理屈で決めていたらダメ。
こいつ(を使うん)だ、という「勘」

本当に開き直って、素の自分になって決断できるかどうか
座禅でいう“無心”。
無の心なんて簡単になれない。
自分の弱さを知っているから、できるだけ邪念を入れないためにいろいろやる。
手っ取り早く無心になる方法が1つ、どん底を経験すること。

明確な共通した目標を持つこと
「このチームはこういうチームなんだ」という“フィロソフィー(哲学)”を作る。
「目標設定って大事だ」と思っているでしょうが、今みなさんが思っている10倍、目標は大事。
目標はすべてを変える。
一番上の目標をポンと変えると、オセロのように全部が変わる。

本気でチャレンジすることは、生半可なことではない。犠牲が必要。
本気で目指すということは半端じゃない。

Enjoy
大人になってくると、「今、ちょっとボールいらない」となってくる。なぜか? 
「プレッシャーが強いし、ミスをしそうだ」ということで守りに入っているから。
しかし、それでうまくなった選手を見たことはない。
相手を恐れておどおどプレーしたり、ミスを恐れて腰の引けたプレーをしたりする姿は絶対見たくない。
みんながピッチの上で目を輝かせてプレーする姿を見たい

Enjoyの究極は、自分の責任でリスクを冒すこと。

日本の選手は「ミスしてもいいから」と言ったら、リスクを冒してチャレンジする。
ところが「ミスするな」と言ったら、途端にミスしないようにリスクを負わなくなる。
「ミスするなよ」と言われながら、いかにリスクを自分の責任で負えるか、それが本当のスポーツのEnjoyだ。

Enjoyするためには「頭で考えながらプレーしない」
脳の新皮質で論理的に考えながら自転車には乗れない。
スポーツというのは旧皮質でやる。
練習では考えてやるが、「試合では頭を使わず、自分が感じたことを信じて、勇気を持ってプレーする」それがEnjoy

our team:このチームは誰のチームでも俺のチームでもない。お前ら1人1人のチームなんだ。
コンサドーレ札幌で残り時間10分、0対1で負けている時、
ベンチの前を通ったサイドバックの奴が、ベンチの僕の顔を見て走っている。
「今、チームは負けていますけど、僕は監督に言われた役割はしっかりやってまっせ」とアピールしている。
怒りが沸いてきた「お前がどんだけ役割やっても、チームが負けたら一緒やないか」と。

会社の商品が売れないで倒産しそうな時に、「僕は経理ですから」とか言っていたらダメ、どんなにすばらしい計算をしても会社が倒産したら一緒。
自分のチームを「キャプテンが何とかしてくれる」「監督が何とかしてくれる」と思わせてしまっている。
「違う。お前が何とかするんだ、このチームを」ということ。

人を変えることは簡単ではない
「教えてくれない」「育ててくれない」と何でも他人任せの人がいます。
人を育てるとか変えるとかそんなことできない、本人が本気になって変わろうとしない限り。

「何でもやってもらえるもんだ」と思っている人が多い。
「いろんなことを人にやってもらうんじゃなくて、自分でやらないといけない」という意味をour teamという言葉に込めています。

do your best:チームが勝つためにベストを尽くせ
予定が変わるとマネージャーは大変なのですが、変更することは当たり前。
「お前の仕事がやりやすいためにチームはあるんじゃない。チームが勝つことにこだわれ」ということ。

concentration:集中する
今できることに集中しろ
勝負の鉄則「無駄な考えや無駄な行動を省く」
考えてもしょうがないことを考えてもしょうがない。
今できることをやらないと、目標なんか達成できない。

選手が今できることは何か
日ごろのコンディション管理
集中したすばらしい練習をする
試合でベストを尽くす

運というのは誰にでもどこにでも流れている。
それをつかむか、つかみ損ねるか。
つかみ損ねたくなければ、常につかむ準備をする。
自分でつかみ損ねていて、「運がない」と言っている人をいっぱい見てきた。
勝負を分けるのは往々にしてそういう小さなことの積み重ね

improve:今を守ろうとするな。常にチャレンジ
チャレンジしていくと必ずそこに壁が現れる。
その時に「絶対簡単にあきらめるな」
壁は邪魔をするために現れてきているわけじゃない。本気で目指しているかどうかを試すために出てきている。

communication:お互いを知る
「俺はお前を見ているよ」ということを伝える。お互いを認め合う。
認め合ってもらうために、自分を認めてもらう努力をすること。
究極はあいさつ

海賊とよばれた男

生き方が痛快。こんな人の元で働いてみたいと思う。
小我にとらわれず、社員や国民、日本国または他国に対しても正しくあろうという姿勢

・どんなに苦しくても誘惑に惑わされず妥協もしない。
・常に消費者の立場と社員を守ることを考える。
・周囲の反対にあっても全体を未来を見通して実行する。
・負けないためのさまざまな工夫。

失敗や苦境もあとから振り返れば成長の糧だった。
だから今苦しくてもあきらめず、投げ出さず

石油の歴史と近代日本の歴史を学びながら、会社とは仕事とは
小我にとらわれず、社員や国民、日本国または他国に対しても正しくあろうという姿勢
どんなに苦しくても誘惑に惑わされず妥協もしない
常に消費者の立場と社員を守ることを考える
周囲の反対にあっても全体を未来を見通して実行する
負けないためのさまざまな工夫。
失敗や苦境もあとから振り返れば成長の糧だった。
だから今苦しくてもあきらめず、投げ出さず
今の自分は何を目的にしているか、未来が見えているか、見ようとしているか

はなちゃんのみそ汁

はなちゃんのみそ汁書店で平積みされていた本をなにげなく手にとったのがきっかけで読みました。
前書きとして掲載されていた、小学生のはなちゃんが天国のお母さんに向けた手紙から泣けます。

この本を読んで、食事や生活習慣など日常の生活として生きることの大切さを考えさせられました。がんという病気を通して、生きること生きていることの裏側には、誰にでも等しく死があるということも考えさせられました。だから未来を大切にするのと同じくらい、「今」も大切に生きたい。

著者であるご夫婦も“若い頃は生活費が足りなくなるとまず食費を削った”とあり、コンビニ弁当やレトルトなどの食事が多かったそうです。それが、病気になったことで生きることを大切に考えるようになり、無農薬野菜など食事にこそお金をかけるようになったそうです。


 食べることは生きること
 食事がからだもいのちも作ってる
 病気になるのは生活が間違っているサイン
 人間には自然治癒力があり、正しい生活をすれば治る、もとに戻る力がある
 朝起きて、食事して、運動して、夜はしっかり寝る

あたり前のことがいつの間にか忘れ去られている現代こそ、あたり前のことが大切なのかも知れません。

この本にはご夫婦が尊敬しているとう方も登場ししており、興味がわきました。

西福江(玄米和食の給食保育園、高取保育園園長)
内田美智子(助産師)
タカコ・ナカムラ(ホールフード提唱者)

本書の元となったブログ「早起き玄米生活〜がんとムスメと、時々、旦那」は、今もお父さんが更新を続けています。

はなちゃんのみそ汁

(食べものを選ぶ基準は)命が喜ぶ食べ物であるかどうか。ただ、命が喜ぶ食べ物ほど値段は安くない。

早起き玄米生活〜がんとムスメと、時々、旦那
http://plaza.rakuten.co.jp/cmbird7/

p50
病気になるということは、その人の生き方が間違っているというサイン。生き方そのもの原因なのです。
症状だけ診るのではなく、体全体を診る治療の大切さ
人間が本来持っている自然治癒力を高めながら、病の根本原因を取り除く。正しい食と心の持ち方で「治る力」「もとに戻る力」を引き出すのである。
薬でいったん容態が収まったかのように見えても、生き方を改めなくては、いずれ、同じ病を繰り返すことになる。

夜八時以降に口にする食べ物は、どんなに栄養のあるもので毒と思いなさい。
p62
食べることは生きること
お金が足りなくなれば、最初に削るのは食費。簡単便利で安いものに走った。その結果、二人とも病気になった。
p73
そんな食事の貧しさで、心も体もむさぼられていることに、気がつかなかった。
p74
(食べものを選ぶ基準は)命が喜ぶ食べ物であるかどうか。ただ、命が喜ぶ食べ物ほど値段は安くない。
消費者は、まじめに取り組んでいる生産者や食品会社を買い支えなければならない。
p78
がんが消えたときは、「生きているだけで幸せ」と感じたものだが、人間とは、どうしてこうも欲深く、忘れっぽいのか。
p84
人間のすることに限りはありません。
だから優先順位をつけて、ある程度我慢することが大切だと思ってます。
体が元気であるほど、油断してしまうのだけれど。食事と睡眠は治療の一環でもある。
22時から2時までの間に、新しい細胞は作られているという。その間、しっかりと深い眠りを確保し、免疫力を上げる。
p89
免疫治療における「笑い」の治癒力
p95
生きると死ぬは、常に背中合わせ
p108
できいないことを数えるのではなく、できることからコツコツと
「なんとかなる」「人生7割でよし」

西福江(玄米和食の給食保育園、高取保育園園長)
内田美智子(助産師)
タカコ・ナカムラ(ホールフード提唱者)

世界一プロ・ゲーマーの「仕事術」

同僚からから教えてもらい、調べたら本を出していたので読んでみようと思った。17歳で世界一、その後プロ・ゲーマーとして地位も名声も手に入れたが、ここまで過程は順風満帆ではなかった。
ゲームは遊びじゃない、自分を向上するための手段、ゲームばかりの後ろめたさや劣等感を抱え、それでもゲームでプロになったまでの経験や考え方。

p37
ゲームセンターに来る人は問題を抱えているケースが多かった。
多くの人が現実逃避のためにゲームセンターに足を運んでいるのだった。

ゲームに突き進むことへの不安は、いつまで経ってもぬぐい去ることが出来ない。

p50
当時、ゲームにプロはなかったが、他のプロ選手に負けない努力をしようと思った。
誰に見せても恥ずかしくない努力をしている

p57
勝ち続けるためには、勝って天狗にならず、負けてなお卑屈にならないという絶妙な精神状態を保つことで、バランスを崩さずに真摯にゲームに向き合い続ける必要がある。
知識、技術の正確さ、経験、練習量といった当たり前の積み重ね

負け、迷い、失敗から地道な研鑽を続けることで自信になる。
遠回りする強さ。安易な道、裏技は使わない。
他人がマネできない強さになる。

セオリーに頼らず、セオリーを進化させる。

考えることをやめない。一歩深く考えるクセをつける。

常にキビシい競争に晒していなければ、勝ちづつける力は摩耗し、劣化してしまう。

上手い人の勝負を見る。とことん見る。

10の壁を越えられないのは、自分に自信が無いからだろう。自分の判断に身を委ねて動くのが恐いから、どうしてもセオリーに頼ってしまう。だからこそ殻をやぶる勇気が必要だ。

漫然と変化を待つのではなく、まずは行動する。行動によって環境そのものを変えてしまう

壬生義士伝

同僚から紹介された本。

p212
貧と賤と富と貴とが、けっして人間の値打ちを決めはしない。
人間たるもの、なかんずく武士たる者、男たる者の価値はひとえに、その者の内なる勇気と怯懦とにかかっているのだ。
p250
道化はな、曲芸師よりずっと芸が上手なんだよ。
誰よりも上手だから道化ができるんだ。
p315
何も戦にかぎらず、人生なんてそんなものかもしれません。
倒れていたらとどめを刺されるんです。
死にたくなかったら、立ち上がって前に出るしかない。
p377
他人の痛みはわかってやりながら、自分の痛みはけっして他人に悟らせようとしない。

虚妄の成果主義 日本型年功制復活のススメ

ソニーの井出さんが内発的動機づけに関して紹介していた本。

仕事の報酬は賃金よりも次の仕事であるとし、仕事のモチベーションとして賃金よりも仕事である。
成果主義では本当に成果を上げる仕事ができない。点数稼ぎの仕事になってしまう。点数稼ぎのうまい人だけ給料が上がる。
人(部下)の価値は人(上司)が点数で計ることはできない。
成果主義では危険な仕事(新しい仕事、評価の下がりそうな仕事)を避け、安全な仕事(過去の成功事例のまね)ばかり好むようになり、企業の成長が止まる。

P33
ユダヤ人の仕立て屋の話。
店をヤジる子どもたちに「ヤジる子には1ダイム(10セント)あげよう」と言って硬貨を与えた。
次の日は「1ニッケル(5セント)しかあげられない」と減らした。
その次の日は「これが精一杯だ」と1ペニー(1セント)与えた。
すると子どもたちは「それじゃあんまりだ」と言って来なくなった。
最初は内発的動機づけだった行動を金銭的報酬にすり替えた。
P35
金銭は有能さに対する情報として使うべきものであって、稼いだ額に見合った報酬として使うべきではない
P167
人には有能で自己決定的であうrという感覚に対する一般的な欲求があるために、内発的に動機づけられた行動をとり、その結果、有能さと自己決定の感覚が高められれば、満足感を得ることになると考えられた

怪獣のそだてかた

IMG_0459小さな子ども、特に男の子をもつ母親はみなさん思うんじゃないでしょうか、小さな子どもは「怪獣」だと。
そんな怪獣を育てた女優の紺野美沙子さんが書かれた育児エッセイ本「怪獣のそだてかた」を読みました。

紺野さんは女優のほかに「空飛ぶホタテ」というエッセイで日本文芸大賞女流文学賞も受賞しているだけあり、読みやすくて面白かったです。

女優さんといえばただでさえ仕事で忙しそうなのに、どうやって出産・育児をこなしたんだろうという興味からでしたが、女優云々より、子育て自体が誰でも大変なんですね。

紺野さんのお子さんは男の子ということで、この点がウチと一緒。これから起こるであろう、男の子ならではの騒動を予感させるエピソードもいくつかありました。

中でも面白かったのは男の子がハマる3つのタイプ
(1)ヒーローもの(2)電車(3)クルマ
で、紺野さんのところはクルマでした。

どんどん買い与えられ、増える一方のミニカー。
出かける時もいくつも持っていくため、バックが石を詰めたように重くなるとか。
寝る時はクルマも一緒に寝たり、ときにはクルマにご飯も食べされる(マネ)もするとか。
延々と「このクルマは何?」と聞かれ、ミニカーに書かれた名前をこれまた延々と答え続けるとか。
あぁ、うちの子は何に興味をもつのかな。

それから男の子が避けて通れないのは昆虫などの生き物
思わぬ所からザリガニを飼うようになった紺野さん、はてはザリガニの赤ちゃんが生まれてからは、すっかりザリガニブリーダーになったとか。
私もカブトムシ、クワガタ、ザリガニ、カメなどいろいろ飼ったし、この辺も避けて通れない道のようです。

おむつの卒業や偏食についてのエピーソドもあり、どれもこれから経験するんだろうなぁと思いながら読みました。

子育て中のお母さんだとなかなか本を読む時間なんて持てないかもしれませんが、エピソードの1本でも読んでみると息抜きになるんじゃないかと思います。

育児エッセイといえば、実はすでに20年くらい前読んだことがあります。友人にプレゼントしたさくらももこさんの『そいうふうにできている』も爆笑ものでした。

NHKの朝ドラ「あまちゃん」の宮藤官九郎も育児エッセイを出してるようで、こっちも読んでみたい。

図書館の予約件数でみる人気書籍

今年になって最寄り駅の近くに図書館ができて、本が借りやすくなりました。

ちょっと気なった本はインターネットで図書館のサイトからどんどん予約しています。タダで本が読めるなんてありがたい限りですが、タダゆえの難点もありますね。

たとえば、「人気のある本ほどなかなか借りられない」
あたりまえですが、いつ借りられるんだろうというほど予約件数の多い本があります。
今わたしが予約してる本で「予約件数ベスト3」は

 1位 510件:スタンフォードの自分を変える教室
 2位 217件:伸び続ける子が育つ お母さんの習慣
 3位 186件:はなちゃんのみそ汁

番外として、2011年7月31日に予約した『サラとソロモン 少女サラが賢いふくろうソロモンから学んだ幸せの秘訣』があと5件でした。
長かったw

と、図書館で借りるにはいろいろ不便な点もあり、最近、電子ブックも使い勝手の良さに惹かれてます。
<電子ブックの利点>
・インターネットで欲しい本がすぐに手に入る
・書籍だと分厚くて重い本でも電子ブックなら端末の大きさと重さだけ
・どんなに本が増えても場所を取らず、全部持ち歩ける(容量の上限はあるけど)
・電子ブックならではの機能(検索、ブックマーク、デジタルデータとして扱えるなど)

マンガのコミック本もずいぶん買ったけど、場所をとる上に年月が経つと傷んできて、結局捨てるか古本で二束三文にしかならない。でも、デジタルデータなら保存しやすい。
電子書籍も印刷の手間と材料費がかからないんだか、もう少し値段が下がってくれるといいんだけどなぁ。

宇宙飛行士になる勉強法

新聞広告で見かけて「宇宙飛行士になためにはどんな勉強をしたんだろう」とか「お子さんもいらっしゃるのに、子育てとどうやって両立したんだろう」という思って読んでみました。

具体的に宇宙飛行士になるための勉強法が載っているわけではありませんが、山崎さんの勉強法や生活の工夫など参考にしたい点が沢山ありました。


たとえば「テレビと三種の神器」や「あおいくま」というエピソード。

「三種の神器」とは、国語辞典、英語辞典、世界地図だそうで、テレビを見ているときにニュースはもちろん、クイズ番組などでも知らないことや疑問に思ったことをすぐに調べるためだそうです。

「あおいくま」はタレントであるコロッケさんの母親の言葉だそうで、「焦るな、怒るな、いばるな、、くさるな、負けるな」、これを心がけることで人生、だいたいのことは対応できる、ということです。

この本を読んで山崎さんの宇宙飛行士になるまでの経験や体験を通して、宇宙開発のことにとても興味が湧いたし、宇宙飛行士をもっと身近に感じることができました。

子育てという視点でも参考になる本だと思います。

宇宙飛行士になる勉強法

キラキラネームDQNネーム

先日読んだ「子供の名前が危ない」という本が面白かった。

子供がいないので、最近の子供の名前を直接知ることはないのですが、ニュース等で見かける子供の名前など、たしかに読めない名前が多いです。先日もツイッターで「今鹿」という名前が話題になっていました。(読み方は最後に)
こうした読みにくい名前、キラキラネームとかOQN(ドキュン)ネームというそうです。


明治安田生命では「生まれ年別の名前調査」を行ってますが、2011年のランキングを見てもなかなかです。

男の子の1位「大翔」くん
しょっぱなから読めませんでした。
しかも読み方が何通りもあるそうで、ヒロト、ハルト、ヤマト、タイトと読むそうです。

女の子の1位「陽菜」ちゃん
ヨウナ、ではありません。ヒナ、ハルナ、ヒナタと読むそうです。

読むのも難しいですが、今のご時勢、パソコンの漢字変換でも苦労します。一文字ずつ漢字変換するか、辞書登録するしかなくて、どちらも面倒。

しかもこの本によると、あまりに突拍子もない名前は就職活動にも悪影響を及ぼすとか。また、子供の頃はかわいく思える名前でも、大人になったらどうなか考えたほうがいいということです。当たり前だけどナルホドと思いました。

こうした名前をつける今の背景には、子役タレントのように個性的で目立つ存在になって欲しいという親の希望もあるのかも。

それにしても「今鹿」と書いて「ナウシカ」という名前、数年後には当たり前になるのかぁ。

磯野家の相続

私にはあまり関係なさそうだけど、難しい相続の問題を分かりやすく説明してくれそうな本です。

磯野家といえばなかなか複雑な家族構成なので、いろいろと事例もありそうですねw。こちらは磯野家の家族構成は子供の頃か知ってるから、少々ややこしい関係でも理解できそうww。
わざわざ難しい本で勉強する気にはならないけど、こんな本なら気軽に読めそうだし、知っておいて損はない知識だし。
今度見つけたら読んでみる。

こども武士道

書店で児童向けのコーナーをのぞいてみたら、子供向けとあなどれない面白そうな本がたくさんありました。
その中の一冊が『こども武士道』

旧五千円札の肖像でもある新渡戸稲造が書いた『武士道』を子供にも分かりやすく紹介した本で、人として大切にしなければいけない心構えがわかりやすい文章とたのしいイラストで書かれています。

子供向けだからこそ余計な説明がシンプル。大人にもわかりやすいです。

アイデアはどこからやってくる?

『アイデアはどこからやってくる?』を読みました。
著者の岩井俊雄さんはメディアアーティストとして絵本、ゲーム、 TV番組など多方面で活躍しており、縦に開く絵本『100かいだてのいえ』や電子楽器『TENORIーON』、ジブリ美術館の『トトロぴょんぴょん』、テレビ番組では『ウゴウゴルーガ』などの製作に参加してます。

私が今でも好きな番組として挙げるのが『アインシュタインTV』で、また『時間層II』というアート作品非常に衝撃を受け、その両方が岩井さんのお仕事であることを知ってから、岩井さんのお仕事にずっと興味がありました。そして岩井さんの発想がどうやって生まれるのか、非常に興味深く読ませていただきました。

本書の中にはアイデアを生み出すためのポイントがたくさん紹介されています。
子供のころからの体験、工夫する・考える・気づく、常識にとらわれない広い視野をもつ、などすべて紹介したいところですが、とりあえず私が面白いったのは「不満を感じたときがチャンス」「常識となっていることの始め、歴史を知る」という点。これかの生活ではこれらの点に注意してみようと思いました。

この『アイデアはどこからやってくる?』は対象年齢が14歳以上ということで、平易な文章で読みやすく、また岩井さん自身の子育て経験もアイデアの元になってることから、パパママにも参考になる点がたくさんあり、幅広い層が楽しめる本です。

ゲームの父 横井軍平伝

今、『ゲームの父 横井軍平伝』を読みはじめました。
まだ読み終わってませんが、以前読んだ『横井軍平ゲーム館』の内容を再構築した本だそうです。

まず、横井軍平について
このかたは、まだファミコンが登場する前、任天堂が花札やトランプの製造元として知られていたころに入社し、次々とヒット商品を開発していった人で、古くは『ウルトラハンド』『ウルトラマシン』『レーザークレー』などの玩具、そして『ゲームウォッチ『ゲームボーイ』の携帯電子ゲーム機まで、どれも当時大流行したものばかりです。

ここで注目したいのが「枯れた技術の水平思考」という考え方。
横井軍平はこれらの商品を最新の技術を使わず、むしろ使い古され安くなった技術を導入しています。たとえば、液晶画面は当時電卓のパネルにしか使われていなかったものをゲーム機に流用することで、安価に携帯ゲーム機を提供できたそうです。おかげでカシオは液晶パネルの受注が一気に3倍に伸びたとかw

この「枯れた技術の水平思考」は今でも任天堂に受け継がれ、WiiやDSの躍進の原動力になっているそうです。

ただしこの「枯れた技術の水平思考」とは、技術の応用方法ばかり考えているのではなく、もっとその先の目的があり、それを実現する手段として”必ずしも最新の技術が必要ではない、周りのあるもので十分可能かもしれない”ということです。

近年、この「枯れた技術の水平思考」について注目され、絶版となった『横井軍平ゲーム館』がネットオークションで90,000円以上の値がつくほどになり、あらためてこの『ゲームの父 横井軍平伝』が発刊となったそうです。

ゲームばかりではなく、柔軟な発想方法に興味のある方はぜひ読んでみてください。

1/4の奇跡

職場の同僚から「とてもいい本だから」と薦められて、実は義理で読んでみたらホントに良かった。
両親に感謝しよう、他人の気持ちをよく考えよう、今の自分を認めよう、そう思える本です。

本の帯には”世界一わかりやすい、泣ける生命科学の本”という見出がありました。たしかに科学的な視点の話もありますが、感動するのは養護学校の先生と、難病を抱えて生まれてきた子供たちとその家族との交流についてです。

決して、その人たちと今の自分を比べて「自分は健康でよかった」というような感想ではなく、健康であるがゆえに普段気づかない何気ない幸せに気づかせてくれました。

生活者発想塾

『生活者発想塾』という本を読みました。

生活者発想塾とは、広告会社の博報堂が設立した研究所で2008年から実施しているオープンスクールで、その公開講座の内容を書籍にまとめたもので、生活者のニーズや未来を探るために、データの集め方や分析方法などが色々と紹介されています。
データや分析と言ってもそれほど難しい内容ではなく、ワークショップのように自分でもすぐに試せるような内容で、しかも複数でやるほど面白そう。

なかでも写真を使ったデータ収集が面白そうでした。簡単に内容を説明すると「あなたにとっての安心の素を撮影してください」「日頃の食卓の風景を朝昼晩と記録してください」「幸福を感じる物事を写真におさめてください」といったもの。
写真だと、アンケート(文字)やインタビュー(言葉)では伝えにくいことが伝えられたり、本人の興味や視点にいろいろと違いが出る。

ほかにもイメージとして使っている日常用語を数値に直して表現する「マインドスコア」、ある絵の中のセリフを考える「ダイアローグバルーン調査」なども興味深くて、実際のオープンスクールに参加してみたくなりました。
調べたら5月18日に開催されるようです。
http://www.nikkeibook.com/seminar/seikatsusha/

体脂肪計タニタの社員食堂

『体脂肪計タニタの社員食堂 500kcalのまんぷく定食』

株式会社タニタの社員食堂で提供しているヘルシーランチの定食レシピ31日分を掲載。
オーブントースターで油分カット、カロリーダウンの調理のコツ。かみ応えでまんぷく感、薬味で味わい、だしの工夫で塩分カットなど、おいしさそのままでボリューム感のあるヘルシーレシピ。

<目次>
・タニタ食堂へ、いらっしゃいませ
 タニタ食堂って、どんな食堂?
 タニタ社員の常識
 実録!タニタ社員がほんとうにやせた! ほか
・本日の日替わり定食
 521kcal─根菜とひき肉のしぐれ煮定食
 479kcal─ささみのピカタ定食/
 516kcal─さわらの梅蒸し定食 ほか
・ついでに作る大活躍の保存ソース
・裏メニュー
・食材使い回しさくいん
・食材分量目安一覧

新帝都物語 維新国生み篇

新帝都物語の維新国生み篇を読んでます。

十数年ぶりの帝都物語だけどやっぱり面白いですね。
まだ序盤だけど、国生みの神話とものさし(定規)に深い関係があるとか、数字と図形の不思議な関係とか。
「3分の1」は数字で表そうとすると「0.3333・・・」となってハッキリ表すことができなけど、図形で示せば「3分の1」をハッキリ示せるといった話が面白いです。