古代ギリシャのリアル
以前に読んだローマの歴史から興味がわいて、書籍紹介をきっかけに読んでみた。
黒いアテナ戦争:西洋文明の出発点は東洋なのではないか
色彩表現:色相よりも明度、彩度が大きい。質感や性質をあらわす。
緑:豊かさ、みずみずしさ、生命力。→緑の涙、雨、血、はちみつ
ワイン色:流れ、動き、海、波
白:素早く動くもの、犬、馬
エンタシス:パルテノン神殿の建築様式
古代ギリシャ人にとっての神話とは、この世界がどう始まり、何によって構成されているかを説明するための科学、自分たちの祖先がどう生き、どう戦って死んだかを記憶するための歴史
古代ギリシャの神々とは、我々人間と同じ。違いは死なないことだけ。
労働は人間がすることではない。
生きるために働く、食べるために働く、報酬をもらって働く、ことは不名誉なこと
労働は奴隷のすること
人間的で文明的な活動はヒマな時間から生まれる
ヒマを表すscholeが、schoolの語源
神々の履歴書は、飛ばした
もっと歴史を深掘りできるかとおもったけど、ギリシャのおもしろ雑学的な内容だつた。
軽く読める本。実家への往復3時間くらうで読めた。