海賊とよばれた男

海賊とよばれた男

kaizokutoyobareta「海賊とよばれた男」(百田 尚樹)を読みました。

主人公のモデルは出光興産の創業者・井出佐三。「 士魂商才」「金の奴隷になるなかれ」との信念に基づいて、社員や国民、日本国または他国に対しても正しくあろうという姿勢を貫き、石油の販売という仕事に誇りをもって取り組む姿に感銘を受けました。

士魂とは武士の魂、武士道のことだと思われ、武士道とは人が正しく生きる規範として、己に厳しく、どんなに苦しくても誘惑に惑わされず妥協もしない。(武士道については欧米でも読まれている新渡戸稲造の「武士道」が面白い。)

商才とは単なる金儲け、利益追求ではなく、商売とは世の中のため人のためにあり、たとえ大きな損害やリスクを負ってもその道から外れることはしない。

その二つを元に決して逃げださず、強大な相手にも真っ向から挑み、真剣に考え工夫に工夫を重ねた行動が幾多の困難を切り開いていく姿に、おもわず出光興産のファンになってしまいそう。

史実をもとに書かれたこの本からは、石油の歴史を軸に近代日本と世界の歴史も学べます。

個人的にこうした企業の社長の物語や執筆された本で読んだことがあるのは、松下幸之助(パナソニック)や本田宗一郎(本田技研工業)、井深大(ソニー)など昭和以降の企業ばかりで、もっと歴史の古い企業の本も読んでみたくなりました。

1900年前後、どんな社長がいるか調べてみてました。数字は社長の生まれた年。参考:大阪企業家ミュージアム

1862 上山 英一郎(KINCHO)
1866 中部幾次郎(マルハ)
1879 黒田 善太郎(コクヨ)
1879 鳥井 信治郎(サントリー)

1885 出光 佐三(出光興産)

1882 江崎 利一(江崎グリコ)
1884 水野 利八(ミズノ)
1888 山岡 孫吉(ヤンマー)
1889 吉本 せい(吉本興業)
1893 早川 徳次(シャープ)
1894 松下幸之助(パナソニック)
1900 立石一真(オムロン)
1908 井深大(ソニー)
1906 本田宗一郎(本田技研工業)
1910 安藤 百服(日清食品)インスタントラーメン開発

現役の社長さんはこちらから>ニッポンの社長

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「海賊とよばれた男」

  • RT @nonoko_nonoko: 興業収入23億円超え! 昼顔を超えました! 海賊とよばれた男は23.7億円。射程圏➰ 22年目の告白(24億円)も超えましょ💙 #忍びの国 #大ヒット上映中 #終わらないぜ
  • 人気作家、百田尚樹の小説”海賊とよばれた男”の主人公のモデルとなった実業家は誰? 出光佐三(いでみつさぞう)
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