はなちゃんのみそ汁
書店で平積みされていた本をなにげなく手にとったのがきっかけで読みました。
前書きとして掲載されていた、小学生のはなちゃんが天国のお母さんに向けた手紙から泣けます。
この本を読んで、食事や生活習慣など日常の生活として生きることの大切さを考えさせられました。がんという病気を通して、生きること生きていることの裏側には、誰にでも等しく死があるということも考えさせられました。だから未来を大切にするのと同じくらい、「今」も大切に生きたい。
著者であるご夫婦も“若い頃は生活費が足りなくなるとまず食費を削った”とあり、コンビニ弁当やレトルトなどの食事が多かったそうです。それが、病気になったことで生きることを大切に考えるようになり、無農薬野菜など食事にこそお金をかけるようになったそうです。
“
食べることは生きること
食事がからだもいのちも作ってる
病気になるのは生活が間違っているサイン
人間には自然治癒力があり、正しい生活をすれば治る、もとに戻る力がある
朝起きて、食事して、運動して、夜はしっかり寝る
”
あたり前のことがいつの間にか忘れ去られている現代こそ、あたり前のことが大切なのかも知れません。
この本にはご夫婦が尊敬しているとう方も登場ししており、興味がわきました。
・西福江(玄米和食の給食保育園、高取保育園園長)
・内田美智子(助産師)
・タカコ・ナカムラ(ホールフード提唱者)
本書の元となったブログ「早起き玄米生活〜がんとムスメと、時々、旦那」は、今もお父さんが更新を続けています。