数値化の鬼
仕事ができる人に共通する、たった1つの思考法
安藤広大
数字とは客観的事実
感情に左右されずに物事を見るためのモノサシ
いったん数字で考える
正しく数える
数値化した評価をする
時間やコストの感覚を持つ
数字化することで誰にでもわかる基準を設ける
ムダ
データのない不毛な会議
好き嫌いや空気の読み合い
認識の違いによるエラー
数値化する意味
未来に目を向け、次にどうするかを考える
曖昧だから不満が生まれる
評価基準が曖昧、好き嫌いで決まる
数字の根拠を出し、論点を整理して話す
練習
自分の1日の行動を数字で考える
数値ができると失敗を受け入れられる
失敗が当たり前になる
失敗は貴重な情報
仕事のために
行動量を増やす
確率のワナに注意する
変数を見つける
真の変数に集中する
長期間から短期間に逆算する
その数値に根拠があるか
感覚的な数値化に注意(会話力70点、会話力とは?)
注意点
形容詞:早い遅い、好き嫌い、良い悪い
副詞 :とても、すごく、もっと、かなり
仕事ができる人=上司から評価される=評価の認識にズレがない
PDCAを回す
積み重ねた数値で変化に気づく
行動の回数を増やすために
・何をするか明確にする
・失敗は貴重な情報
・納得でいことでも後から納得できることがある、やってみる
他人の行動は成功しか見えない
本当はたくさん失敗している
数をこなす中から成功が生まれる
目標に到達するための行動を細かく分解する
その際、自分で行動・コントールできること
行動できない原因、事実を確認する
いったん言われた通りにやってみる
やっているだけで安心しない、目標に近づいているか
目的と行動を明確にする
何が目的でそのために何をするのか
目標は常にわかるようにする
複雑、曖昧な目標はわからなくなる
目標は5つ以内、誰がみてもわかる数値で
一度決めた数値でも常に見直して変えていく
自分の目標も部下・チームの目標も一緒
部下が稼いで自分がヒマになることがマネージメントのゴール
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確率のワナ
勝率と勝敗の数は別
勝率70%(7勝3負)と50%(100勝100負)、こなした数・経験が違いが見えにくい
行動ファーストで考える
重要なのは行動量
評論家にならないよう注意
・行動タスクを細かくたくさん考える
・行動タスクの目標と回数、時間、金額など数値化する
行動を減らす「この辺でセーブしておこう」という誘惑
マイナス評価も取り入れることで成長を促す
評価は良いか悪いかハッキリさせる、中間はない
頭の中で一瞬でも数字で考える
疑問や納得できない点は数字を詰める
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変数
変えられるもの「変数」と変えられないもの「定数」がある
「変数」に注力する
変数は成果に直結している
変数を見つけるには
一度、自分でやってみる
「やること」を「時系列」で整理する
なぜなのか、を繰り返す
人間はやったことに意味を後付けしたがる
行動したことに意味を持たせたがる
本当に意味があったのかを「PDCA」で確認する
明らかに成果につながった行動「変数」を見つけ出す
もっと重要な変数を見つける
変数は時間と共に増える
増えた変数は減らす
やらないことを決める
10個あげて3つに絞る
仕事の基準が高くないと生ぬるい組織になる
何が一番重要か常に確認
「真の変数」は何か
選んだ変数が間違えていないか
チームにばらつきがあるときは
事実だけを共有し条件を揃える
カリスマへの依存は組織を分断し長期的には組織が弱体化する
変えられない他者より自分を変える
売上や成績が落ちると冷静な判断ができなくなる
思いつきの方法でやってみたり、過去の成功例や現場の意見を集め始める
そうならないための数字
数字で考え、細かく分解し、優先順の高いものに集中する
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短期と長期
短期的なコストだけでなく長期的なリターンをあわせて考える
長期は意識しないと見えない
長期的に一定よりも変化しているほうが強い
5年後、10年後どうなっているかをかんがえる