ページと力

アナログからデジタルまでデザインの歴史や著者の考え方など参考になる

活字→行→ページ→書物
の過程をページネーション

タイポグラフィ:意味を現実化させる、意味を受け手に受け取らせる

デザイン:情報を公開する技術
デザインは文字をどう配置するかを基本にしている

「書く」と「組む」は別の思考
書物になるまで多くの工程があり、多くの人がかかわる

写真は、誰がいつどこで、撮影したか分からなければ使えない

日本語の特質
・4種類の表記:漢字、しらがな、カタカナ、ローマ字
・文字数が欧米と比べ多い
・絶対的な規格がない:送りがなの付け方など、
・縦書きと横書きがある

責任を明示しながら仕事を進める
出来ばえが良ければ礼を伝える

書物にノンブル(ページ数)を振ることは、印刷におとらない発明

機械的、意図的
改行するにも、ルールに沿って改行するか、見え方、読み方、伝わり方を考えて改行するか

フォーマットを作ることは難しいが、例外を作れるフォーマットはさらに難しい
ワークフローを想定しないとフォーマットはできない

限定された環境に依存しない、持ち運べる技術

余白なしにデザインは成り立たない
フォーマットとしての余白、流し込みの結果としての余白、行間、字間、一文字の構成のなかにも余白がある
余白がなければ黒い固まり

字間
・均等送り
・詰め組
・・均等詰め(トラッキング)
・・プロポーショナル詰め(カーニング)

行頭一字下げも余白

タイトルを組む手間
例、20字ほどのタイトルに14の手間がかかる

どんな職業でも即効性の勉強方法などない
ブックデザイナーの心得は、エログロナンセンスを含めてなんでも見て歩く

世のなか、見たいものだけを見せてくれるようになった

新聞は、ニュースに関心を持って読んでいるあいだは「新聞」であり、読み終えて紙面から関心が離れたとたん「新聞紙」という紙になる

解釈とデザイン 村田純一
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