ビジネスで大切なことは「世のため人のため」と「儲ける」こと
カルビーの松本晃社長の記事を読んだまとめ。
元記事はこちら
https://goetheweb.jp/person/slug-naa07168dc1b2
日本の会社
・儲ける(利益とコスト)意識がない
利益の要素
・高品質、低コスト、供給体制の整備
カルビーはコスト意識がなかった
「余計なモノを買うな
いいものを安く買うのはいい。必要がないなら買わないほうがずっといい
会社というのは不要なものをつい買ってしまう。なぜか、人間は買うのが好きだから」
設備投資をコントロール
・製造原価を下げたら利益にいれず製品価格を下げた
>競争力アップ>シェアアップ>工場の稼働率アップ&固定費ダウン=コスト改善
「実に簡単な仕組み
でも現場に行かないと見えてこないん
工場の稼働率が低いと、働いている人も困る
経営者がずっとオフィスに籠もっていると、稼働率と製造原価の関係が、わからなくなる」
膨大なデータを排除
「データが氾濫すると、データを利用して会社を経営したくなる
例えば、POSデータを使って来年の計画を立てると、それをベースに製造計画を立て、仕入れの計画を立てる。
しかし、明日のこともわからないのに来年のことなんてわかるはずがない。こんなもの当たるわけがない」
計画(データ)なしで、難しいジャガイモの仕入れどうするか
「いいものであれば買いすぎてもいいから買う
買ってきたら、今度は工場でつくる。そうすると稼働率が上がる。できたものは売る。売れなければ値を下げる。
罪は、売れないことじゃなく、売れないものをずっと置いておくこと」
徹底して現場にこだわる
週末の散歩で近所のスーパー4店、コンビニ6店を回る。カルビーの商品はもちろん、日用品の価格をくまなくチェック。「毎週見ていると、世の中の変動がよくわかる」
売る極意
「人は 買いたいものを買うんじゃなく、買いたい人から買う。
大事なことは、しょっちゅう顔を出すこと、そして約束を守ること」
クレド〈我が信条〉:順番も大事
顧客・取引先から
従業員とその家族から
コミュニティーから
最後に株主から
尊敬され、賞賛され、そして愛される会社になる
世のため人のために儲ける
「たくさん稼いで、たくさん税金払って、給料も払って社会貢献もする
ただし、その順番を間違えてはいけない。逆になると、会社はすぐにダメになる」