魔法のメガネ
物の見えかた、考えかた
以前に読んだ「整体的生活術」の著者の師匠が書かれたというので読んでみた。
物事を相対的に陰陽に分けみると世の中の全てがわかる。そして陰陽のバランスを取った中庸が大事。
生まれつき持っている本能の、曇りや狂いを取り除き磨きをかけることで、魔法のメガネが手に入る
むさぼる心を無くす
学校は「こと」ばかり教えて「まこと」を教えない
人間にもっとも必要な精神
・世界精神、世界観、指導原理、人生観、宗教、精神教育
・まことの道
・自然の節理で、特に学ばなくてもわかること。お腹がすけばご飯を食べるように
学術と学問
西洋が「術」を学ぶ
日本は学びかつ問うことが大切
自ら問うことが独創的
全ては陰陽に分けられる
陰陽は対比
陰陽のなかにさらに陰陽がある
万物、陽を抱き陰を負う
陽は陰に包まれている
最後に勝つのはじっと忍んで待つことができる陰性
賢い人、聖人は陰性
豪傑や英雄は陽性
軍人は陽性でも大将は陰性
中庸
陰陽のバランスを上手にとる
最初は陽性で勢いをつけ、そのあとは陰性で冷静に物事をはこぶ
頭寒足熱
頭は冷たく足は温かく、健康の標準
健康の基準は数字だけで判断しない。
人間の値打ち
体重や身長、足の速さより、考える力、心の強さ、仁義の有無など
陰陽は極まると逆転する
無双原理の世界観
陰陽は相対的なもの。比べる相手がなければ、陰陽もない
陰陽はお互い助け合うもの、両方あってはじめて活きる
石塚左玄 →桜沢如一 →三枝誠