サピエンス全史(下)
サピエンス全史(下)
宗教の役割:脆弱な虚構に、絶対的な基準を与える。人類を超越した存在が道徳や行動の基準を示す。
一神教は秩序を説明できるが、悪の存在を説明できない
多神教は秩序を説明できないが、悪の存在は説明できる
なぜ歴史を研究するか
未来を知るためではなく、視野を広げ、多くの可能性があることを理解するため
同じテクノロジーがあっても差が出る理由・西洋と中国
何世紀もかけて形成された価値観や神話、組織、社会的構造はすぐに模倣したり取り込むことができない
私たちが将来を信頼しているから繁栄できる
クレジット(信用)
利益を投資することで成長できる。貯めこんでは成長できない。
信頼を得るには
約束を守る、個人の権利・財産を守る
豊かな人:注意をはらって資産や投資を管理
貧しい人:本来不必要な消費財を買って借金する
鉄道のため正確な時刻が必要になった。時刻表、時計。ラジオの登場でさらに強化
個人主義になりコミュニティの崩壊
なぜ人類が繁栄したか
認知革命により、多数の見知らぬ者同士が協力し、柔軟に物事に対処する能力「想像力」をもったから
7万年前
認知革命:新しい思考と意思疏通の方法
1万年前
農業革命:狩猟採集から農耕へ。定住、人口増加、集団
貨幣、帝国、宗教
500年前
科学革命:自らの無知を認めることで知識を追求するようになった。
知識の追及は、政治と経済の影響を受け、フィードバックループされる
ギルガメシュプロジェクト
銃・病原菌・鉄 ジヤレッド