マーオリ 楽園の神々
マーオリとは、およそ800~1300年ごろに現在のニュージーランドを発見し、住み着いた先住民のこと。
文字をもたない彼らの文化は、すべて物語や歌、ファカイロ(彫刻)やタ・モコ(入れ墨)といったプリミティブな伝統芸術で伝えられてきました。
この展覧会では、武器や道具、装身具や織物などの生活用品、美しい彫刻が施されたワカ(カヌー)やパタカ(高床倉庫)、ファレヌイ(集会所)などの建造物の一部が展示されいます。
また、入り口にはニュージーランド特産の宝石ポウナム(軟玉)でできた「マウリ石」が置かれていて、会場とアオテアロア・ニュージーランドを結びつけているのだとか。展示品のなかで唯一触ることができます。