PLUTO(プルートウ)

手塚治虫の『鉄腕アトム』のエピソードを、浦沢直樹が新たに描いた漫画が原作の漫画。原作のイメージとはまったく違って、浦沢作品の「MONSTRE」っぽい雰囲気です。あの鉄腕アトムをこんな風にできるなんてオドロキ。

ロボットと人間が共存する未来、皆から慕われていたロボット「モンブラン」が何者かによって破壊された。その後、ある人間が殺害されるが、どちらの頭部にも二本の角のようなものが残されている。さらに技術の粋を集めて作られた最強のロボットたちが狙われ、二体目が破壊された。この事件の犯人を追う刑事「ゲジヒト」も狙われるべきロボットだが、犯人が人間なのかロボットなのかも今だわからない。第1集では最後の最後にようやくアトムが登場。このアトムくんが、今後どう関わってくるのか楽しみ。

まとめて読みたいので連載は読んでませんが、こうして単行本を買うのは久しぶりです。買い始めるとキリがないので、買わないようにしていたのですが、引っ越したときに何も本を持ってこなかったら「読む」という行為に飢えてしまい、台風が来る前に本屋へ行って買ってきたのがこの『PLUTO』でした。

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