経営必読書「将太の寿司」
日本マンガ「将太の寿司」、経営必読書として注目浴びる(朝鮮日報より)
KTの李容璟(イ・ヨンギョン)社長は、チーム長たちを集めた会議で『将太の寿司』を読むよう薦め、常務クラスの役員には全44巻を直接買ってプレゼントしたそうです。
マンガの主人公が顧客の口に合わせるため、ゆるぎない成長を試みたことに感銘したらしく“李社長は「『料理を作る際に最も重要なのは食べる人を考える心』という節が印象に残った」とし、「企業を経営する立場の者として、本当に心に響く一言だ」と語った。”とのこと。
この作者、寺沢大介さんの作品では私の場合「ミスター味っ子」のほうが馴染みがあります。何冊か持っていて、食欲不振のとき読むと食欲が湧きます(笑)。この作品でも「料理は食べる人のためにある」ということが色々なエピソードで語られてました。
例えば、納豆嫌いの女性に様々な工夫を凝らした料理を食べてもらえなかった。そのときでも「食べてもらえなかったのはオレの料理がまずそうだったからさ」「(食べる側にも)まずい料理は食べない権利はあるさ」「その次こそは食べてもらえるようにもっともっと工夫してくるさ」というようなセリフがありす。(講談社コミック「ミスター味っ子」第15巻より)
料理自体を美味しくすることはもちろん、見た目、栄養面での配慮、食べる人が箸をつけてくれるような工夫、等々経営という立場に置き換えても、確かに通じるものがありそうです。
日本のマンガ文化って、ほんとに世界に誇れますね。