フラガール
周囲の評判がよかったので借りてみました『フラガール』
常磐ハワイセンターといえば我が故郷とも近しい。
幼少の頃はよく「ハワイに連れて行ってやる」=常磐ハワイセンターというオチが定番でした。
でもあの施設誕生のウラにはこんな事情があったんですね。
女性の社会的な自立に焦点をおいて、ダンス講師の平山、ダンサー志望の紀美子、炭鉱で働くその母親と立場が違っても、それぞれのチカラ強い生き方が描かれてます。
この映画、ヤマ場が幾つかあって物語としては濃密。フラダンスのシーンも必要最低限に抑え、終盤で一気に魅せてくれます。個人的には、もうちょっと紀美子の兄貴にも見せ場が欲しかった。
それと、この作品はかなり方言が強めになっているかと思います。茨城県育ちにはなじみの方言ですが、関西や九州だとどんなふうに聞こえるんでしょうね。
以前、山口県へ行った時、私たちの会話を聞いていた食堂の人が「何を言っているか解らない」というのに驚きました。茨城といえど一応関東地方で、結構標準語に近いんじゃない?と思っているのは本人たちだけということらしいです。
蒼井優は田舎っ娘になっても可愛いいな。