マグニチュードと震度

マグニチュードと震度はどう違うのか、なんとなく解ってるような解っていないような感じだったので調べてみました。

国土交通省のサイトを参考に簡単に説明すると

・マグニチュード
 地震そのものの大きさ(規模)
・震度
 各地での揺れの強さ。

ということ。
つまり、ある地震の大きさ(マグニチュード)で、各地はどれほど揺れたか(震度)というのがニュースとして報道されます。

ではもう少し、マグニチュードと震度の数値について


・マグニチュード
 「1」違うと地震エネルギー32倍の差となります。
 (マグニチュード8はマグニチュード7の32個分のエネルギー)

・震度
 気象庁が10階級(0、1、2、3、4、5弱、5強、6弱、6強、7)分けています。

 震度0
 人は揺れを感じないが、地震計には記録される。

 震度1
 屋内で静かにしている人の中には、揺れをわずかに感じる人がいる。

 震度2
 屋内で静かにしている人の大半が、揺れを感じる。
 電灯などのつり下げ物が、わずかに揺れる。

 震度3
 屋内にいる人のほとんどが、揺れを感じる。
 棚にある食器類が音を立てることがある。
 電線が少し揺れる。

 震度4
 ほとんどの人が驚く。
 電灯などのつり下げ物は大きく揺れ、棚にある食器類は音を立てる。
 座りの悪い置物が、倒れることがある。
 電線が大きく揺れる。
 自動車を運転していて、揺れに気付く人がいる。

 震度5弱
 大半の人が、恐怖を覚え、物につかまりたいと感じる。
 電灯などのつり下げ物は激しく揺れ、棚にある食器類、書棚の本が落ちることがある。
 座りの悪い置物の大半が倒れる。
 固定していない家具が移動することがあり、不安定なものは倒れることがある。
 電柱が揺れるのがわかる。
 道路に被害が生じることがある。

 震度5強
 大半の人が、物につかまらないと歩くことが難しいなど、行動に支障を感じる。
 棚にある食器類や書棚の本で、落ちるものが多くなる。
 固定していない家具が倒れることがある。
 補強されていないブロック塀が崩れることがある。
 自動車の運転が困難となり停止する車もある。

 震度6弱
 立っていることが困難になる。
 固定していない家具の大半が移動し、倒れるものもある。
 ドアが開かなくなることがある。
 壁のタイルや窓ガラスが破損、落下することがある。

 震度6強
 立っていることができず、はわないと動くことができない。
固定していない家具のほとんどが移動し、倒れるものが多くなる。
壁のタイルや窓ガラスが破損、落下する建物が多くなる。
補強されていないブロック塀のほとんどが崩れる。

 震度7
  落下物や揺れに翻弄され、自由意思で行動できない。
  ほとんどの家具が揺れにあわせて移動する。
  テレビ等、家電品のうち数kg程度の物が空中を飛ぶことがある。

被災地の復興もまだ進まない状況ですが、ニュースではチャリティ運動のようすが数多く報道され、少しでも被災地の復興に役立って欲しいと思います。

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