書の至宝展
最近“書”の美しさを感じるようになり、東京国立博物館で開催中の「書の至宝」に行って来ました。
元々書道なんて興味なかったし、書いてある意味もわからないのですが、筆使いの流れはなんとなくわかるので、、つい一緒に文字をなぞってしまいます。“文字”を書くときは一文字一文字で完結しますが、“書”というと、一つ文字の書き終わりが次の文字の書き始めと繋がってるんだなぁなんて、改めて思いました。
展示品の中には西遊記のモトになった、『大唐西域記』もありました。藍色に染められた紙に、金と銀の文字で書かれた豪華な巻物。そのほか『古今和歌集』とか本阿弥光悦が書写した『立正安国論』だとか、歴史でならったような書物が、実際に目の前にあるというのは不思議な感じがします。
書道なんて子供の時に授業で習った程度で、筆ペンも使えない私ですが、作品を見ているともう一回習ってみようかなんて考えてしまいます。
この後、平常展もみたのですが、スゴイ数の作品が迷子になりそうな広さに展示されていて、かなり疲れました。私は朝9:30からみて、平常展まで合わせて4時間かかり、しかも最後のほうは見るというより眺めただけ。
これから行く方、両方見たほうがお得ですが、休憩しながらじゃないと持たないです。