ミヒャエル・ゾーヴァの世界展

松屋銀座8Fで開催中(~1月23日まで)の『ミヒャエル・ゾーヴァの世界展』に行ってきました。

昨日のお酒が残ってましたが、ようやく昼頃家を出て、会場に行ってみるとメチャ混み。まさかこんなに人気だったとは迂闊でした。

ミヒャエル・ゾーヴァは絵本などの挿絵画家であり、フランス映画の『アメリ』やイギリスのクレイアニメ『ウォレスとグルミット』の美術なども手がけました。

私がゾーヴァの作品から受ける印象は“不思議で静かな世界”。どの作品も、独特の世界と静けさを感じます。それと動物がたくさん描かれますが、その動物たちがユーモラスで個性というか意思を持っていてるような存在感があります。

ゾーヴァの作品に初めて出会ったのは図書館で、『ゾーヴァの箱舟』という絵本でした。表題の絵はノアの箱舟をモチーフにして、暗く荒れ狂う海原に動物たちを載せた船が漂っているという絵。そこには一筋の光が差込み、その光に照らされた波が綺麗だなぁと思いました。この作品も入り口付近に大きく展示されていて嬉しかったです。

この展覧会では絵葉書を普段なら3枚程度のところ、8枚も買ってしまいました(写真)。

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