超(メタ)ヴィジュアル
楽しみにしていた「超(メタ)ヴィジュアル-映像・知覚の未来学」を見てきました。
とにかくもう一度、岩井俊雄の『時間層II』を見たかったのですが、今回さらに面白い作品に出会えました。それは『モルフォビジョン-ゆがむ家』という作品。時間層IIと根本的な仕掛けは同じなのですが、さらに立体化されてます。
その他の作品について
『Flating Music』
テレビ画面にタッチすると、3D映像のカラーボールが音とともにはじけるように動き、タッチの場所や仕方でそれが様々に変化します。
『踊る文章』
タイトルは勝手につけました(^^;)。本来は平野啓一朗「女の部屋」とう文章を、映像作家の根本雄喜と安藤雅之がその文章自体を映像化した作品です。文章の各文字の行間、字間、文字の大きさ、色、などを様々な動きや変化をつけて、まるで文章が生きてるような感じがします。
『バーチャルスコープ』
入り口前に、情報展示システムとう技術を使って、レオナル・ド・ダビンチの『最後の晩餐』が展示されています。ディスプレイ画面と、その手前には『最後の晩餐』の絵が配置されていて、虫眼鏡のようなインターフェイスで絵の部分を選ぶと、選んだ部分が画面に表示されます。
知覚で楽しむ作品を、文章で紹介しようとすると非常に難しいですね。とにかく他にも映像の歴史をたどるような、パラパラマンガの祖先のような作品とか、説明しにくい面白い作品があります。展示のボリュームは多くないので、サラッと見ると30分くらいで終わりそう(私は1時間くらい居ました)。でも500円なら良いと思いますよ。
明日と来週、ワークショップがあるみたいなので、参加したいと思ってます。
6/19(日)「音で動くセンサーロボットを作ろう!」
6/25(土)・26(日)「TV+映画+アニメーションの起源・驚き盤を作ろう!」