韓国で休眠サイトの大掃除
昔は森林の伐採が環境破壊になるなど、意識しないで行われていたんですよね。そこで、今、ネット上に放置された情報のゴミは、近い将来、なにか弊害をもたらすだろうか?ということを考えたことがあります。
自分では答えが出ませんでしたが、韓国のこんなキャンペーンは良いかもしれませんね。
「休眠ホームページ整理キャンペーン」
“立ち上げたものの、長い間更新していない「休眠サイト」。韓国では、この休眠サイトの”年末大掃除”が行われ、その成果が発表された。”
休眠サイトの弊害として、これらを悪用したウイルス流布、および個人情報の無自覚な露出。が挙げられていました。休眠サイトをどのように整理するかというと、
“管理者自らが行う場合もあれば、ホスティング業者やポータルサイトなどが行う場合もある。個人で閉鎖した場合は、キャンペーン用に設置された専門サイトを通じて、休眠サイトの整理を報告する。閉鎖を報告した人には抽選でプレイステーション・ポータブル(PSP)やiPodなどが当たる” お楽しみ”も用意された。”
こういう仕掛けがないと参加してくれませんよね。
“一方、ホスティング業者やポータルサイトなどが整理する場合は、まず管理者にメールで知らせ、同意が得られれば閉鎖を実行する。連絡がない場合は、とりあえずサイトを書き込み禁止にしておいたり、後で復旧可能な閉鎖状態にするなどの処置をとった。”
結果として整理された休眠サイト数は計44万2,994件でその内訳は
・ポータルサイト運営者によるもの 39万5,757件
・ホスティング業者によって整理されたもの 4万6,855件
・個人自ら行ったもの:382件
だそうです。さて、この数字はネット上でどの程度の影響があるんでしょうか?(^^;