やっぱり「はやぶさ」は凄かった
「はやぶさ」って凄かったんですね。
今さらですが、みんなが感動したって理由がようやくわかりました。
ASCII.jpの記事より
「はやぶさ」は凄い。何が凄いって、人が凄い。
史上初をいくつ実現したんだ!という野心的なミッション内容だけでなく、前例がないゆえに次々と起きたトラブルを、宇宙機運用技術の粋を尽くして乗り越えたその手腕が凄い。
そして、それに応えた「はやぶさ」も凄い。
何かもう意思があって、プロジェクトメンバーの熱意を汲み取っているとしか思えないような挙動の数々。
プロジェクト責任者である川口淳一郎教授をして、「はやぶさ自身がこちらからの声、伸ばした手に応えてくれた」と言わしめた。
「不具合を起こしたエンジンが2基同時運転で復旧した」とか「リチウムイオン電池に充電できた」と聞いただけで快哉を叫びたくなるなんて、そうあるものではない。(ASCII.jpの記事)
はやぶさ」の主なミッションはどれもが史上初の偉業ばかり
・イオンエンジンを使った惑星間飛行
・光学補正を利用した自律誘導航法
・小惑星からの試料採取
・地球スイングバイ
・再突入カプセルを使って地球へ試料を持ち帰る
2003年05月09日13時29分 打ち上げ
2005年 夏 小惑星イトカワに到達しサンプル採集
2010年06月13日22時51分 地球に大気圏再突入
そんな「はやぶさ」の偉業と日本の技術の素晴らしさを伝える絵本も
帰ってきた「はやぶさ」-小惑星探査機 7年60億キロの旅
「小惑星の物質を持ち帰る」という“世界初”の壮大なおつかい、大成功!!
“人の心を持った”小型探査衛星
地球のみんなの願いを、傷つき、ボロボロになりながらもけなげにかなえた、ちっちゃな探査衛星。
最期は自ら燃え尽き、大切なおつかいの品をちゃんと届けてくれた。ありがとう。そしておかえり。
きっと映画化もされるんでしょうね。いやぜひ見てみたい!