坂の上の雲(六) -鎮海湾-
坂の上の雲(六)に面白い一文があったで掲載。
「行こかウラジオ帰ろかロシア、ここが思案のインド洋」
日本軍がバルチック艦隊を迎撃するため、朝鮮海峡出準備を進めるが、当のバルチック艦隊がいまだにインド洋に留まっている。この状態を、新聞記者に対して秋山真之がロシア皇帝の立場に立って考えて言い表した言葉。
このころロシア皇帝は、バルチック艦隊を進軍させるか、革命騒ぎの国内治安のため(保身のため)に呼び戻すか、という判断に迫られる。この判断は戦争を続けるかやめるかという国家的判断と同じ意味を持ち、いまだにインド洋(マダガスカル島)に留まっているということは、その判断に迷っているのだろうと秋山は見て取った。
どこかで聞いたことがあるような気がするけど、都都逸っぽいからそんな気がするだけかな?
気になる内容ですが、高額当選者以外には秘密のようで、放送でも内容までは語られませんでした。ネットで検索しても見つからず、断片的な情報では、「あまり人に話さないように」「会社を辞めないように」といった常識的なことや、「その後の生活や心の持ちようについて」「当たったのをだれに打ち明けるか」「お金を分ける際の贈与税などの税金問題」「資金運用の考え方」などについて書いてある…らしいです。
荒俣宏原作のSF小説。明治から近未来の東京を舞台に、呪術を駆使して東京を壊滅させようとする怪人・加藤保憲と、その時代の文豪・幸田露伴、寺田寅彦、三島由紀夫などが対決する物語です。おかげで近代日本史と文学に多少なりとも興味を持ち、渋沢栄一の伝記や泉鏡花の『高野聖』を読むきっかけになりました。SFオカルト的な面だけでも面白くて、「フランフォーファー線の曇り」「永遠の満月の方程式」など、目次のタイトルだけでも内容が気になり、一気に読みました。
読書感想文トラバ企画に参加です。
久しぶりに小説を読みました。
ドット絵の手引き本もいろいろあるみたいですが、私はこの本を図書館から借りて勉強中。でも最近はブログばっかりで開いてないな。
今読んでる本です。