タイプ別ヲタク

「“オタク像”は5タイプに分類できる」~NRIマニア消費者層調査(goo)

野村総研による“日本のマニア消費者層の市場規模に関する調査結果”によると、オタクに共通する行動・心理特性に「共感」「収集」「顕示」「自律」「創作」「帰属」の欲求という6つの因子があり、5タイプに分類できるということです。

1.家庭持ち仮面オタク
オタク層の最大派で25%を占め、組立PCやAV機器などメカ系分野を中心に広く分布。高齢で既婚率が高く、趣味に対する支出金額、消費時間とも比較的低い「家庭内でこっそりと小遣いをやりくりしながら趣味に没頭するお父さん」

2.我が道を行くレガシーオタク
オタク層の23%を占め男性比率が最も高い。組立PC、AV機器、ITガジェットなどメカ系分野、と芸能人分野を中心に分布する「20~30代のメカ&アイドル好き独身男性」


3.情報好感度マルチオタク
オタク層の22%を占め、若年層が中心で男女の割合も五分。複数のこだわり分野を持つ傾向があり、インターネット活用度が高く、趣味活動への消費時間が多い。脱オタク率も高い「ネットオークション、コミュニティサイトが大好きで、2ちゃんねるのライトユーザーであるネット住人」

4.社交派強がりオタク
オタク層の22%を占め、独自の価値観を持ち、他人に趣味を積極的に巻き込もうとする。
男性が6割を占め30~40代が多い「『ガンダム』など、かつて体験したブームの世界観、価値観が、固定されてしまった面もある一方で、社交性も身に付けた30代男性」

5.同人女子系オタク
オタク層の12%と占める割合は低いが、20~30代の女性比率が高い。同人誌などの創作活動への参加率が高く、趣味に費やす金額と時間が大きい「コミックやアニメに登場するキャラクターへの固執が強く、友達に隠れて大人になっても趣味をひそかに続けている同人誌フリークの女性」

私のタイプは自己診断によると3、4あたりですね。

このようなオタク層は、企業のマーケティング戦略上無視できない存在として位置づけ、マーケティングの「4P」(Product、 Price、Place、Promotion)に加えて、収集(Collection)、創造(Creativity)、コミュニティ(Community)からなる「3C」を取り入れるべきだと提唱しているとのこと。

ちなみにデータとして
・コミック:35万人/830億円
・芸能人:28万人/610億円
・組立PC:19万人/360億円
・ゲーム:16万人/210億円
・アニメ:11万人/200億円
・AV機器:6万人/120億円
という結果でした。

関連商品「ヲタク」

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください

「雑記」の記事

おすすめの記事