エジプト展

東京都美術館の『ループル美術館所蔵 古代エジプト展』に行ってきました。“エジプト展”というと大抵混雑するのですが、今日は月曜日(本来なら休館で、夏休みのため開館)のせいか、落ち着いて見ることが出来ました。

古代エジプト文明の遺産は、色々な展覧会で目にしているため、だんだん感動も薄れがちでしたが、『ジェドホルの石棺の蓋』はその大きさと表裏に掘り込まれた文字と絵で、迫力というか貫禄がありました。ヒエログリフ解読で有名なシャンポリオンはこの棺を「現在、過去、未来を通して一番美しい棺」と絶賛したとか・・・。

当時のエジプトでも、整然と同じような人体を並べて描くために、ガイドライン=人体表現のカノンが厳格に定められていたというのも面白かったです。やっぱりどんなところでもガイドラインは必要なんだなぁ・・・なんて、仕事のこと思い出しちゃいました。

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