攻殻機動隊ARISEの感想

arise本日から公開の『攻殻機動隊ARISE』、2週間限定公開ということで初日の初回で見てきました。来場者限定の MANUAL BOOK もげっと!

攻殻機動隊といえばこれまでにも劇場版2本、TVシリーズ2本制作されていて、本作品は「第4の攻殻機動隊」と位置づけられます。

特に作品の公開手法がこれまでとはまったく違い、劇場での2週間限定公開にDVD発売とインターネットでの配信を短期間に展開。『機動戦士ガンダムUC』と同じ手法ですね。インターネットですぐに無料配信(もちろん違法)されてしまうことへの対応策でもあると思います。

小難しいことはさておき、『攻殻機動隊ARISE』の感想です。
絵も声もTVシリーズとは一変しとのことで、当初は不安が大きかったけど、
予告などで小なれてくると、コミックでも語られていない9課創設の経緯というストーリーが興味深くなりました。

実際に見て、声も結構違和感ないです。
9課設立以前ということで、キャラクターの見た目が多少(ほんとに多少)若い分、声も若返りしてるのが逆にマッチしてるかな。まだ1話めだから、今後は声優さんの縁起ももっとしっくり来るんじゃないかと期待してます。

ストーリーの構成はTVシリーズに近いです。
9課メンバー勢揃いという点もそうだけど、実社会とシンクロしそうな点が多いというのも。ただ難しい点も多くて(自分がバカなだけ?)一度みただけでは分かりにくい。素子の見ている現実の擬似現実の違いとか、敵と味方の立ち位置とか、、、。この辺、これから整理するつもり。それくらい複雑だったと思います。
かなり一生懸命ストーリーについていこう努力しましたw

アクションシーンが多めだけど、ちょっと盛り込み過ぎかな。

アクションが多い点、これはこれで楽しめるけど、それよりもう少しストーリーを分かりやすい説明に充ててくれてもよかったかなと、、、。

この作品ではまだ素子は頼りない部分もあって、これがどう変わっていくのか、これまでの作品に繋がっていくのかも楽しみ。一部、これまで設定を無視してる箇所もあるけどね。

個人的に興味の的はロジコマ
タチコマの前身だから、TVシリーズのフチコマみたいに機械的なのかと思ったら、なかなか個性全開で動きもスムーズ。
声質がちょっと可愛らしすぎる感があるけど、それほど大外れしてないから今後が楽しみ。
1話ではまだ活躍の場は少けど、きっとどこかで活躍の場はあるはず。
バトーさんとの友情(?)が芽生えるきっかけもあるんじゃないなかな。

全体としては良作、とはいえ気になる点もいくつか。
ちょっとタイアップ臭というかやたらと画面に出てくるPCがマイクロソフトなのが鼻につく。これは仕方ないのかな?マイクロソフトが沢山お金を出してくれて、それだけ作品のクオリティがあがってくれるなら。

あとは主人公の素子の顔がまだ馴染めない。作画のバラつきも気になるところ。

アニメ配信のこれからのスタイル?
劇場版でもTVシリーズでもない、こうした展開は攻殻機動隊には合ってると思います。笑い男事件も個別の11人もこのスタイルでリメイクしてほしいくらい。TVシリーズは長すぎるけど、2時間程度の総集編じゃ端折りすぎなんですよね。

次回は本年2013年11月公開予定です。スタッフロールの後にちょこっと映像があるのでこちらもお見逃しなく!

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